僕の死に方
- 2017.02.25
金子哲雄という人を覚えていますか?
流通ジャーナリストとして、ほんまでっか!?TVなどに出ていた人です。
その金子哲雄さんが、「肺カルチノイド」と診断され、
余命については「今すぐ亡くなったとしても、驚きません」
と言われてから書き綴ったエンディングダイアリーを本にしたタイトルが「僕の死に方」です。
金子さんは病気の診断をされてから41歳で亡くなるまでの約500日の間に、
完璧な「終活」を行いました。
残された奥様が困らないよう遺言公正証書を作成し、
葬儀社を呼び、式次第・会葬礼状もをすべて自分で考え、霊柩車も指定、
通夜振る舞いの料理までをも考え、お寺も決め、戒名をもらう事までしたのです。
在宅医療を選択し、ここまでの事をするというのは想像を絶するつらさだと思います。
以前にも書きましたが、大津秀一氏が書いた「死ぬときに後悔すること25」という本で、
後悔することの中に、「遺産をどうするか決めなかったこと」、「自分の葬儀を考えなかったこと」
があげられています。
一度は真剣に「終活」について考えてみてはいかがでしょうか。
難しいと思われる方は、まずエンディングノートを書くことからはじめてみるといいと思います。
どう書いたら分からないのであれば、終活カウンセラーとしてお手伝いさせていただきます。
藤嶋
相続サポートセンター